2006/08/05 夏休みは映画を見よう!2

つづきです。見たのは、『Death Note』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』、『時をかける少女』の3作。感想は後で書きますが、とりあえず客層のばらばらっぷりにびっくりでした。

Death Note は中学生くらいの女の子が、時をかける少女は高校〜大学くらいの男が8割でした。パイレーツ・オブ・カリビアンは、さすがディズニーといたかんじで、幅広い客層でした。

Death Note
 演技は非常に微妙でしたけれど、内容としては良かったと思います。原作にはいなかったライトの恋人、詩織もうまく使われていました。一番の変更は南空ナオミとの対決シーンですが、ライトの冷酷さをうまく表現していたとおもいます。夜神父を殺さずに、ライトの『身内を殺すことも辞さない』覚悟を表現するには、詩織というキャラはかなりいい線だとおもいます。ここで殺さなかったってことは、後編で夜神父の見せ場があるんでしょうかね。ただ、リュークはちょっと玩具っぽくて残念。もうちょっと不気味さがあるほうが好みなんですけどね・・・


時をかける少女
 筒井康隆原作のSFもののリメイク(というかアナザーストーリー)。時をさかのぼるタイムリープを手に入れた少女のお話。ストーリーはとてもシンプルで、明快です。ところどころ、EVAのパロディっぽいのがありましたが。「とまれ、とまれ、とまれ!!」とか、ヒロインが走っていくシーンでの、無駄に長い息切れ音とか。全体としてはとてもほのぼのした作品です。10年後に見たとしても、同じように楽しめるのではないでしょうか。


パイレーツ・オブ・カリビアン
 さすが、ディズニーといったところです。アクションシーンはちょっと物足りなかったですが、幽霊船の乗組員の特殊メイクには息をのみました。実物を見てみたい・・・。そして、音楽と映像のリンクがちゃんと考えられているのがよかった。ゲド戦記なんか、曲の雰囲気と世界観がばらばらでしたしね。ところどころにちりばめられたユーモアのおかげで、シリアス一辺倒にもならず、良いバランスだったとおもいます。これなら、もう一回見てみてもいいかな。


というわけで、映画初心者の一人言でした。